基礎体温計のすすめ&不妊治療病院の選び方
私は不妊治療専門病院を受診する前、
多嚢胞性卵巣(※)を改善させるため婦人科に通っていました。
※卵巣にたくさんの卵胞が連なって詰まり、排卵障害をおこしている状態。
月経異常や不妊の原因の一つ。病的症状。
排卵誘発剤であるクロミッドなどを処方してもらっていましたが、
不妊治療病院とは違い、婦人科は薬を処方してくれるだけで
基礎体温を提出することは必須ではなかったですし、
タイミング療法の仕方などを具体的に指導してくれませんでした。
ここは女医さんでしたが、一人でクリニックを切り盛りしていたので、
2~3時間待たされた挙句、診察は早口であまり相談できる雰囲気ではなく・・・
「このままここにいても妊娠できる気がせん!!;;」と思い、
改めて病院を探し始めました。
もちろん婦人科を受診し、タイミング療法などで妊娠される方もいらっしゃると思いますが、
私のように排卵障害のある方や男性側に不妊の可能性がある場合は
婦人科ではなく、専門の病院を選択されることをお勧めします。
■病院へ行く前に基礎体温をつける
妊娠が成立するためには排卵前後に性交渉をする必要があるため、
でも基礎体温って習慣になるまでしんどいですよね。
起きてすぐ図って、それを記録につけるって・・・・朝が弱い私にっとってつらかったです。
(たまに忘れることもありました;;)
なので、計測時間があまりかからず記録も手間がかからないものを選びました。
基礎体温計は、検温開始から数秒間の間で体温の上がり方を分析・予測する「予測式」と計測に5~10分かけて図る「実測式」とあります。
実測式のほうが正確な数字が出るのですが
長期的に続けることを考えると実測式は現実的ではない(図っている間に二度寝しそう・・・)ので
予測式を選びました。
私が使っていたのは楽天キレイドナビと連携する
TDK婦人用電子体温計HT-201を使っていました。
https://kidona.rakuten.co.jp/about/thermometer/details/
操作も簡単で、スマホの転送ボタンを押せば、自動的に読み込んで切れるので、
記録ミスもなく便利でした。
(実際つけてみると、私は多嚢胞性卵巣なのでグラフはぐちゃぐちゃで・・・全然排卵していないことが改めてわかりました)
■自分にあった病院選び/通院のしやすさ
病院の実績や評判も大事ですが、
私が一番重視したのは通院のしやすさです。
不妊治療は自分の都合・仕事の都合で柔軟に調整できるわけではありません。
自宅~病院まで、職場~病院までの交通機関の便のいいところで検索し、
会社から徒歩10分、自宅から電車で1本(乗車15分)のところに専門病院があったのでそこを選択しました。
通院し始めのころは会社にも内緒で通っていたので、
いくら評判のいいところでも、アクセスの悪いところだと仕事との両立はできなかったと思います。
■自分にあった病院選び/病院の雰囲気
長くお付き合いしていくためには、先生やスタッフさんとの相性があうかどうかも重要です。
私が最初に通った婦人科の先生・スタッフはめちゃくちゃ適当な・・・愛想がないような感じだったので、
こういうセンシティブな治療をする場合は
ホスピタリティって重要ですよね。
また院内が産科・不妊治療科と同じフロアでないことも重視していました。
不妊治療中に妊婦さんやお子さんを連れたお母さんを見るのは、
妊活中の立場からするとすごくつらいので・・・・。
私はたまたま1回目に通院したところでご縁がありましたが、
1回目で納得しなかった場合は
複数の病院を見ていかれることをおすすめします。
数か月数年にわたる長いおつきあいなので、
自分と相性が合うところをみつけましょう!
慎重になりすぎると時間がかかってしますので、
早期に受診する勇気が大事です。
お散歩がてらバラ園に行った時の写真♪全体的に二分咲きでしたが、癒されました♡